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2025/04/03最新情報

多世代がつながるー江戸川区の子ども食堂「アゼリーみんなのレストラン」とA-Cubeのビジョン

「アゼリーみんなのレストラン」で笑顔でカレーを楽しむ親子と子どもたち。多世代・多様な人々が集う地域共生型の食堂のにぎやかなひととき。

江戸川区にある地域共生複合施設「A-Cube」では、2024年8月より「アゼリーみんなのレストラン」というあたたかな取り組みがスタートしました。このレストランは、子ども、高齢者、障がいのある方、外国人、保護者など、地域の多様な人々が世代や立場を越えて集い、食事を通じた交流を育むことを目的としています。

A-Cubeは、「人と人、人と地域が自然につながる“共生のまち”をつくる」というビジョンのもと、福祉・保育・医療・介護など、さまざまな分野の機能を一体化させた複合施設です。「アゼリーみんなのレストラン」は、このビジョンを体現する取り組みの一つであり、分野や立場の垣根を超えて人々がつながる“居場所”として、大きな役割を果たしています。

毎月第3木曜日に開催されるこのレストランでは、江戸川区からの助成により、食事は無料で提供。地元のパン屋「ケルン」などから食材の無償提供を受けるほか、介護予防施設「ここからプラザ」の利用者が食材準備を担い、ボランティアが調理・配膳を行うなど、地域ぐるみで支えられています。

内容もただの食事提供にとどまらず、STEAM教育を取り入れた実験、ハロウィンやクリスマスといった季節行事、餅つきやケーキ作りなど、楽しみながら学びや交流が生まれる企画が満載です。また、障がいのある方が役割を担うことによって、参加者それぞれが「必要とされる存在」であると感じられる機会も提供しています。

車いすを利用する参加者と子どもたちが同じテーブルで食事を囲む、「アゼリーみんなのレストラン」での交流の様子。多世代・多様な背景の人々が集い、温かな共生の場が広がっている。

「アゼリーみんなのレストラン」は、A-Cubeの掲げる“地域共生社会”というビジョンを体現する象徴的な場です。年齢や障がいの有無、国籍や生活環境の違いを越えて、誰もが安心して集い、役割を持ち、つながることができる――そんな「共に生きる」社会の実現を、レストランという日常的な空間を通して目指しています。

この取り組みは、今後ますます地域課題の解決に寄与し、アゼリーグループの理念である「地域社会への貢献」にも直結していくことでしょう。そして何より、毎月の開催を楽しみにしてくださる参加者一人ひとりの存在が、このレストランの意義を物語っています。

今後、「アゼリーみんなのレストラン」の様子や取り組みについて、こちらのブログでも継続的にご紹介していく予定です。地域の中で広がる“共生”のかたちを、ぜひご注目ください。

また、参加をご希望の方は、下記リンク先のページから詳細をご確認いただけます。
https://edogawakko.net/list/azalee/

「アゼリーみんなのレストラン」でカレーライスを夢中で食べる子ども。地域の子どもから高齢者までが集う共生型食堂の様子を象徴する一場面。

 

アゼリーグループではYoubute『Azalee Channel』(アゼリーチャンネル)を開設しています。 介護施設はもちろん、同グループの幼稚園・保育園・こども園を含めた日々の取組みや活動をよ知ることができるかな、と思います。月に数回アップをしていますので、ぜひご覧くださいね。

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