2025/04/25最新情報
中国・四川省から、重慶金徳凱頓幼児教育集団の王琳総経理を中心とした7名の視察団がアザリーグループの保育・福祉施設を訪れました。訪問の主な目的は、日本で実践されている幼児向けSTEAM教育の手法と成果を学ぶことにありました。
視察団は、STEAM教育に力を入れる「なぎさこども園」、体育を軸にした「江戸川幼稚園」、食育とSTEAMを融合した「銀の鈴保育園」、さらに多世代交流を行う複合福祉施設「A-cube」を見学し、それぞれの特色を体感しました。
特に注目されたのが、2つの講義です。
まずは川村康文教授による「乳幼児のためのSTEAM教育」の講義が行われました。川村教授は、STEAM保育研究会会長、環太平洋大学次世代教育学部教授、北九州市科学館館長も務めるなど、科学教育の第一人者として国内外で広く知られており、NHKや新聞など各種メディアにも多数出演しています。科学をわかりやすく楽しく伝える活動で知られると同時に、近年は幼児期からのSTEAM教育の必要性を提唱しています。今回の講義では、幼少期における自然体験や探究的学びの重要性について、理論と実践を交えて解説。視察団はその内容に強く引き込まれ、積極的な質問が相次ぎました。
続く講義では、なぎさこども園の千葉美保子園長が現場でのSTEAM教育実践を紹介。日々の保育の中で子どもたちがどのように科学的視点を育んでいるか、また教員間の連携によるカリキュラム設計について、具体的な事例を交えて発表しました。
視察団からは「自国でもSTEAM教育を導入したい」「中国の子どもたちを日本でのSTEAM体験に参加させたい」といった前向きな声が多く聞かれ、将来的な国際教育交流の可能性が広がる内容となりました。
本視察を通して、アゼリーグループの先進的な教育実践が海外からも注目を集めていることが再認識されました。A-Cubeが実現する多世代共生のモデルとあわせ、保育・教育・福祉が融合した取り組みは、今後の国際連携にもつながる可能性を秘めています。
アゼリーグループでは、引き続き国内外からの視察を受け入れ、多世代が共に学び合う地域づくりを発信してまいります。
アゼリーグループではYoubute『Azalee Channel』(アゼリーチャンネル)を開設しています。 介護施設はもちろん、同グループの幼稚園・保育園・こども園を含めた日々の取組みや活動をよ知ることができるかな、と思います。月に数回アップをしていますので、ぜひご覧くださいね。
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