2025/03/03A-Cube
アザリーグループは、コペンハーゲン専門大学のコペンハーゲン名誉カレッジ看護学科の学生をお迎えしました。この訪問は同大学からの4回目の視察となり、高齢者ケア、世代間交流、包括的な介護の実践について意見交換を行う貴重な機会となりました。
学生たちはまずアザリーアネックスを訪れ、快適で支援的な環境の中で提供される個別対応の高齢者ケアについて学びました。その後、A-Cubeを見学し、高齢者ケア、児童保育、障がい者支援がどのように統合されているかを学びました。共有スペースや活動を通じて異なる世代が交流し、相互に支え合う様子を観察し、また、介護者が多様なニーズに対応する方法を知る機会も得ました。この統合的な環境が、すべての人々にとって共に成長できる場となっていることを実感しました。
見学後、アザリーグループ代表取締役社長の栗栖浩二博士による講義が行われ、テクノロジーを活用しながらも基本となる手厚いケアを大切にする同グループの理念について語られました。特に栄養、水分補給、運動といった日々の基本的なケアが、高齢者の健康維持にどれほど重要であるかが強調されました。
看護学プログラムの研究責任者兼准教授ニールス・サンドホルム氏は、訪問を通じて世代間ケアと包括性が日常生活に深く根付いている点に感銘を受けたと述べました。特に、栄養、水分補給、運動といった基本的なケアが日々の生活の中に自然に組み込まれている点を有意義な学びとして挙げました。「アザリーグループを訪問できたことにとても感謝しています。ここで見た世代間ケアと包括的な支援のあり方は非常に刺激的でした。特に基本的なケアが日常生活の中で自然に実践されている点に感銘を受けました。」
看護学生のセシリー・ブランド・ルンド氏は、異なるケア環境での身体活動の取り入れ方に注目し、このアプローチをデンマークでも活かしたいと語りました。「異なる環境でどのように身体活動を組み込むかが印象的でした。この学びをデンマークに持ち帰り、住民の活動レベルを維持し、目的意識や自立心を支える方法として活用したいです。」
世界各国の学生や教育者とケアの取り組みを共有できることを嬉しく思います。コペンハーゲン名誉カレッジ看護学科の次のグループを秋にお迎えする予定であり、今後も相互の学びを深め、高齢者や多様なニーズを持つ方々へのケアの向上に努めていきます。
アゼリーグループではYoubute『Azalee Channel』(アゼリーチャンネル)を開設しています。 介護施設はもちろん、同グループの幼稚園・保育園・こども園を含めた日々の取組みや活動をよ知ることができるかな、と思います。月に数回アップをしていますので、ぜひご覧くださいね。
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